と、上記の内容の説明を受けます。契約を行う上で、購入者が知っておかなければならない重要な事項の全てが説明されます。
■申込証拠金(手付け金)の支払[契約]■
重要事項説明が終わり、契約内容に納得・了解すると、次はA申込証拠金(手付け金)が必要となります。売り主は、買ってくれるという人を広く募っていますので、まず、自分のものにするための印つけですね。これを払い込むことによって、あなた以外のお話はなくなるわけです。通常、物件価格の1割程度を払い込むのが慣例となっています。これで、この物件はあなたのものとなり、この時点で契約成立となります。もちろん、契約が成立したからには、あなたが一方的にこの契約を破棄することはできません。破棄するには納めた手付け金を違約金として全額支払わなくてはなりません。
■ローン申し込み・契約書の署名捺印■
次に、ローンの申し込みと、契約書の署名・捺印を行います。このときに物件購入時にローン以外で支払う、公租公課その他の費用等の説明を受けます。公租公課とは固定資産税・都市計画税等ですが、年度ごとの課税となりますので、通常は買い主が入居した日の前日までを売り主が負担し、入居日以降を買い主が負担するということになります。
●もし、ローンの審査が通らず、契約できそうになくなったら?
仮に、ローンの審査がおりず、代金を用意できなくなった場合、契約は白紙となるように、契約書には記載します(ローン特約)。 |